令和5年12月 議員報酬の自主返還分の寄附について

R5.4まで会派に所属していた前議員4名の議員報酬増額分等の取扱いについてご報告します。

私たちの会派は以下の議案の可決に賛成する際、会派独自の対応として議員報酬の自主返還を表明していました。
(1)平成30年第1回定例会第5号議案(議員報酬を800円/月増額)
(2)令和3年第4回定例会 議員提出議案第11号(職員と比較し、議員報酬のうち期末手当0.05月の引き下げ幅が小さかった)

※報酬増額分の扱いについての基本的な考えはHPに記載しています⇒
「豊島区議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例(平成30年第1回定例会第5号議案)への対応について」

政治活動を続けている間は議員報酬の返還は法が禁じる寄付行為に該当するため、自主返還分を明確にするための専用の口座に該当額を保管しています。

里中・河原前議員は勇退し、該当額を全額返還

里中郁男前区議・河原弘明前区議の2名はR5.4月末の任期満了をもって政界を勇退したため、2名の該当額は区などへの自主返還が可能となりました。
(両名は(1)(2)の期間に会派へ所属しており、自主返還の該当額は合計で一人当たり75,614円となります)

両名が現職時代に心血を注いだ政策に近い団体・部署へ該当額を全額寄附し、自主返還とさせて頂きました。
里中前区議は福祉政策に力を入れてきたため、豊島区民社会福祉協議会へ。
河原前区議はトキワ荘関連の政策に尽力してきたため、トキワ荘マンガミュージアムへ。
12/8、天貝氏(豊島区副区長)・小池氏(豊島区文化商工部長)、竹川氏(豊島区民社会福祉協議会企画経営担当課長)へ該当額を手渡しました。


永野前議員には該当額を本人へ返却し、対応は本人に委ねました

なお、令和元年5月~5年4月まで会派に所属していた「永野裕子」前区議は、前に所属していた政党を離れて政治活動を続けておられます。
永野前区議には私たちの会派の口座で保管していた自主返還分の該当額を返還し、該当額の取扱いはご本人の対応に委ねています。
((2)の期間に会派へ所属しており、自主返還の該当額は45,036円となります)。
⇒5年6/28に返還額を口座から引き出し、本人には同年9/15に手渡ししています 

元谷前議員の分は引き続き会派口座に保管

また、元谷ゆりな前区議は政治活動を続ける意向があるため、引き続き私たちの会派の口座で元谷前区議の自主返還分の該当額を保管しています。

上記の通り対応した結果、令和5年12月現在で当該口座に保管しているのは、現職区議3名(星、細川、中澤)と元谷前区議の4名分の自主返還該当額です。